「クローゼット・スタジオ通信」その22~「固有名詞でグッジョブ!」~

コムワークス「ボイスダイレクトサービス」登録ナレーター・中村ゆきこです。
「ナレーションの宅録」を中心とした、現役ナレーターならではのあれこれ・現場の臨場感あふれる(?)こぼれ話などをお伝えする「クローゼット・スタジオ通信」。
今回もどうぞおつきあい下さい。
さて今号は、「セキララ近況ご報告」シリーズ、
「固有名詞で 我ながらグッジョブ!」です。
   ~ ~ ~  「固有名詞」は正確に!  ~ ~ ~
 
◎またまた「仮ナレ要注意」
先日、お請けした案件でのこと。
制作会社様から、仮ナレ付きのデモ映像が送られてきました。
以前お話ししたとおり、
「デモ映像」、大変助かります。
映像のイメージから、
ナレーションの方向性を決定できますし、
それぞれの「読み尺」カウントも正確にできます。
しかし・・・要注意事項も!
そうです、「アクセント」&「固有名詞の読み方」です!
◎「映像チェック」の極意は?
いつもの通り(!?)、短納期案件でしたが、
そこはそれ! プロ根性でキッチリ、
まずは映像チェックです。
いただいた映像と原稿を引き比べ、
「読み方」「アクセント」「読み尺」を入念に確認します。
映像チェックは、1~2分程度のモノでも、
最低でも4~5回は行います。
(長尺モノは、より入念に)
ただ、「完成版ではないのでご参考までに」なんて時も結構ありますので、
そこは臨機応変に。
◎今回の「要注意仮ナレは「企業名の音声化」でした
今回、「う~ん」と思った箇所が1点。
とある企業名でした。
制作会社のディレクターさん制作の仮ナレの読み方と、
ワタクシが認知している社名とが、違っています。
さて。。。
ちょい事情があり、
ディレクターにご連絡して確認するのは時間がかかる!
納期は短い!
それなら、奥の手!
ズバリ、
「仮ナレ通りバージョン」
「私の思うところの読み方バージョン」
・・・の2種類、制作してしまえ!
と、いうことであります!
「正しい方を適宜 ご選択下さい」として、データご送付致しました。
結果的には、「ワタクシ読み」の社名が正しく、
クライアント様から、
「助かりました!」とご連絡いただきました。
じつはこの企業、応援しているスポーツ選手のスポンサーでして、
日頃から、そこそこなじみがあったのですね。
何事も、知っておいてソンは無い、と改めて実感!
◎「後日リテイク」防止の保険?
じつはこの策、同業の方との飲み会の席で、知りました。
「にんげん」だもの? 
日をまたぐと、ビミョーに声のトーンが変わったりするので、
可能な限りまとめて収録したい、のがナレーターのホンネ。
しかし、不明点があって、
解決が翌日以降になってしまいそうな場合・・・
その方曰く
「あらかじめ、(自分が思うところの)複数パターン録っちゃいますね」。
そうしちゃった方が、
後日リテイクで四苦八苦するよりもスムーズに行く、とのこと。
そうなのです、一言、差し替えるだけでも、
時間が経ってしまうと、前後のつながりを自然な流れに整えるのが困難に。
だったら、その場で、考えられる対処をして置いた方が良い、と。
おお、オトナの対応だ・・・!
まぁこの辺りは、
厳密に申し上げますと「サービス」になってきますが。
(分量・程度によっては追加料金のご相談をさせていただいてます)
そんなこんなで、又ひとつ、勉強させていただいた案件でした。
今回の「クローゼットスタジオ通信」はこの辺で。
次回もよろしくお願いいたします! 
中村ゆきこでした。