第10世代Intel CPU Core i9 10コア CPU搭載
多くの動画編集ソフトの推奨環境はCore iシリーズのCPUを推奨動作環境としております。
その中でインテル製最新CPU 10コアモデルを採用。10コア/20スレッドと前モデルに比べ2コア/4スレッド増えた上に動作周波数もあがったことにより単純計算約20%も処理能力の向上がなされました。
メモリ容量は32GBを標準採用
動画編集ソフトはメモリ容量は多ければ多いほど良いといわれております。しかしながらカット編集メインなら実はそこまでメモリを搭載する必要はありません。16GBでも十分編集できることでしょう。
しかしながらComstationAP(2020SS)ではあえて32GBを標準搭載としたしました。これはプロフェッショナル編集者やハイアマチュアの方は多少なりともAdobe After Effectsに代表されるようなエフェクトを入れるソフトやPiP(ピクチャー・イン・ピクチャー)を利用することを想定したためです。
もちろん、EDIUS専用機としてご利用する場合はあえてメモリ量を減らして16GBへの仕様変更で価格を抑えることも可能 ですし、たくさんのエフェクトをより快適に利用するため64GBや128GBにメモリを増量することも可能です。
GPU(グラフィックボード)の設定やドライバにもこだわりがあります。
Comstation APの大きな特徴としてGPUを搭載しながらもIntel Quick Sync Video(以下QSV)を標準で利用できることがあげられます。
EDIUSをはじめADOBE PREMIERE PRO、TMPGEnc Video Mastering Works、VEGAS Pro等非常に多くの動画編集ソフトでQSVをサポートしてエンコード、デコードを高速化しております。
しかしながら通常グラフィックボードを搭載してしまうと通常ではQSVの機能を使う事ができませんし、そもそも採用しているCPUとマザーボード次第ではそのような設定をすることができない場合もございます。
(当社編集機でもComstation TE以上では設定することができません。)そこで当社のComstation APでは部品を選定し通常のグラフィックボートとQSV機能を同時に使える状態で出荷させていただきます。
グラフィックボードにはGPGPU(General-Purpose computing on Graphics Processing Units)機能に優れたNVIDIA社製RTXシリーズを採用。最新のGPUは超高速で多彩なパフォーマンスとグラフィックスを実現します。
また、一般的にRTXシリーズのGPUを搭載したPCではGDドライバと言われるドライバがインストールされていることがほとんどです。GDドライバはGame Readyドライバの事で名前の通りにゲームでの使用を前提としたドライバになります。
これは高性能PCのユーザー数は編集をメインとするユーザーよりゲームをメインとするユーザー数が圧倒的に多いから当然なことなのですがComstationAPはゲームPCではなく編集PCなのでもちろんクリエーター用のドライバ(STUDIOドライバ)をインストールしております。
3ストレージシステムによる高速化
多くの編集機がOS&アプリケーションソフト用ストレージと作業&保存用ストレージの2ストレージ構成ですがComstationシリーズはOS&アプリケーションストレージ、作業用ストレージ、保存用ストレージの3ストレージ構成です。
動画編集ソフトの多くはソフト本体をプロジェクトファイルと同じストレージにインストールする事はパフォーマンスを落とすと明言しております。
よって多くの編集機が2ストレージを採用しているのですがこれだけでは十分ではありません。これはストレージは基本的に読み/書きを同時に 行う事を苦手とするからです。
この問題を解決するためにComstationシリーズでは3ストレージを採用。
プロジェクトファイルを作業用ストレージに置き、書き出し先を保存用ストレージに指定することでファイル変換作業(エンコードやレンダリング等)の時間を大幅に改善いたします。
ComstationAPではOS&アプリケーション用と作業用ストレージには速度とメンテナンス性に優れたSATA接続SSDを採用、保存用ストレージ は容量単価に優れたHDDを採用しております。
*入出力カードの追加、ストレージ容量変更、メモリ容量変更等ご要望によりカスタマイズいたします。製品詳細は下記をご 参照ください。
また、ノンカスタマイズモデルもご用意しています。
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