【 本格化するスマートテレビとわれわれの課題。 】

経済産業省は、先月28日「今後利用者の生活がより豊かになるよう、
5年後のテレビのあり方や機能の進化を見据えるとともに、その魅力の
普及や関連産業の活性化につながる取組」の検討を発表した。

同資料によれば、テレビ分野については「国内需要の縮小や競争の激化
などの環境に置かれている一方、いわゆる『スマートテレビ』といわれ
るようにインターネットを活用した映像コンテンツ配信サービスなど、
新たな付加価値創出が期待」とある。

以前からにわかにいわれていたことではあるが、テレビは「観る」から
「操作する」「いじる」といった時代に本格的に突入しているようだ。

弊社では、これにあわせてネット放送局やライブ配信がますます脚光
を浴びるのではないかとみている。これに限らず求められる映像コン
テンツは、今後ますます多種多様に増えていくのだろう。

われわれ配信サイドとしては、ニッチな分野をすすんで取り上げ、ど
れだけ徹底した差別化を図れるかが今後の課題だ。単純に視聴率だけ
では計り知れない価値を生みだすクリエイティブなセンスが、いま問
われていると痛感している。

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