「一眼レフカメラで映画を撮る理由」
※今日は社内勉強会で使った資料を基に一眼レフカメラで映画を撮るメリットについて解説していきます
■メリット(良い点)
APS-Cサイズのセンサーを持った一眼レフカメラは映画撮影用のカメラのセンサーサイズであるSuper35mmの大きさに近いため利用するレンズの焦点距離と画角の関係を掴みやすい
ビデオカメラに比べてセンサーサイズが大きいのでボケ味の大きい映像を撮ることが可能交換用のレンズの種類が多く映画撮影用のレンズに比べると低価格で導入可能
カメラが小型なので狭い場所での撮影に有利
■デメリット(悪い点)
カメラ内蔵のマイクの性能が低い カメラのメカノイズを拾いやすい(映画撮影用のカメラでも音声は別録りの事が多いので問題になりにくい)
スチル用のレンズはシネマレンズに比べて操作性が悪い 絞り環も無い事がある(シネマレンズを取り付ける事も可能)
60Pなど高フレームレートには対応しない事がある(映画制作はとりあえず24p撮影が出来れば問題なし)
※EOS 70Dを使ってみた感想
■メリット(良い点)
画質が良い
AFがかなり良い
EOS MOVIEに関するノウハウや情報が他のメーカーより多い
■デメリット(悪い点)
不便な点を解決するために使い方を工夫したり追加投資が必要
手持ち撮影がやり辛い(ハンドストラップを付けると少しマシ)
動画撮影には光学ファインダーが使えない(仕様)
明るいところで液晶パネルが見辛い(液晶ビューファインダーフードを取り付けて対応)
電動ズームが無い(映画ではあんまりズーム使われないから無くてもいいかな)
動画記録時間の30分制限(1シーン5分を越えるようなものは撮らないからこれでも可)
※今週末に映画の撮影場所を探しに海に行ってきます。独りで映画を撮る予定でしたが独りの場合、他者との会話が無いのでシナリオがモノローグ(独白)形式になり精神世界の内面にどんどん踏み込んでいくような映像表現の難しい物語になってしまったので友達に頼んで映画に出てもらう事にしました