コムワークス「ボイスダイレクトサービス」登録ナレーター・中村ゆきこです。
「ナレーションの宅録」を中心とした、現役ナレーターならではのあれこれ・現場の臨場感あふれる(?)こぼれ話などをお伝えする「クローゼット・スタジオ通信」。
今回もどうぞおつきあい下さい。

◎音を商品にするために・・・「マイク周辺機材」

ナレーションの宅録・収録機材についてお送りするその2。
「マイク」に続き、その性能をいかんなく発揮するための「名脇役」ご紹介です。

今回は、「ポップガード」について。
マイクの前に、「ついたて」のように設置する、丸い板状の器具です。
歌手のレコーディング風景などTVなどでご覧になったことがあるかと思いますが、金属や樹脂の枠に布や金網が張ってあります。
ちょっと、「金魚すくい」の「ポイ」(金魚をすくう「うちわ」みたいな道具ですね)に似ています。
手作りなさっている「ツワモノ」もいらっしゃるようですね。
針金ハンガーで枠を作り、ストッキングを張ると、なかなかそれっぽくなるとか・・・DIY(Do it yourself!)ですが私はそこまでの器用さと意志の強さが足りないので、市販のものを使っております。

さて、用途です。
・「吹かれ」を防ぐ
「はひふへほ」など、空気を吹く発声の際に生じやすいのが「ふー」という雑音。感度の良いマイクは、ちょっとの「吹かれ」もノイズとして拾ってしまいます。
ノイズが入ると、当然の事ながら、使えない音になります。
しかも、「吹かれ」は、編集ではほとんど除去できませんので、録り直し決定!というやっかいなノイズ。
それを防止してくれるたのもしい「ウチワ」です。

・マイクとの適正な距離を保つ
マイクと口とは、適度な距離を取ることがクリアな録音に欠かせません。
近すぎると声が大きく入りすぎて「音割れ」に、遠すぎると「音圧・音量不足」になります。
一番適した距離を保つための「距離」を取るためにも役だってくれます。
とくに長尺、分量の多いナレーション原稿を読むときには、長時間で姿勢が崩れてきたりしがちですが、ポップガードがあることで適正距離を常に意識することができます。

さらには、「マイクを湿度から守る」という用途も。
コンデンサー型のマイクは、湿度にも弱いので、「息の湿度」も良くないのですね。

布製と金属製とを比べると、金属製の方が、やはりマイクには良いらしい・・・私は今のところ布製ですが、アップグレード検討します。
それには先立つモノが・・・いつでもいい音、お届け致します!お気軽にご用命を!?

今回の「クローゼットスタジオ通信」はこの辺で。
次回もよろしくお願いいたします! 
中村ゆきこでした。

「クローゼット・スタジオ通信」その4   収録機材その3 ナレーション録音の要 ~録音ソフトについて~