コムワークス「ボイスダイレクトサービス」登録ナレーター・中村ゆきこです。

「ナレーションの宅録」を中心とした、現役ナレーターならではのあれこれ・現場の臨場感あふれる(?)こぼれ話などをお伝えする「クローゼット・スタジオ通信」。
今回もどうぞおつきあい下さい。

さて今号からは、「宅録ナレーションの特色を考える」。

ナレーションの宅録に向いているジャンル、などについてあれこれと。

数回にわたって、池上さんよろしく?「そもそも大前提」シリーズです。

   ~ ~ ~  「宅録」は「スタジオ録り」とどう違う?  ~ ~ ~
 

◎大きな違いは「即時性」

なんとなくイメージいただけているかと思いますが、

宅録とスタジオ録りの最も大きな違いは、「即時性」です。

宅録 → ・録音発注から納品まで、最低でも半日は要する。

 (これも、
 「奇跡的にナレーターが当日対応が可能で、
  原稿の量が「100文字」・・・なんて案件の場合、です)

「ちょっと喋るだけなんだから、あっという間にできるでしょ」

・・・というワケには、なかなか参りません。

その他の案件などとの兼ね合いやら何やら、

そして売り物の音、にするために、
「編集・整音」に、かなりの労力を要するのです。

    ・修正、演出がその場で出来ない

ナレーションの宅録において、一番のキモ、とも言えましょうか。

録音音声をお聴きいただいた後に、

原稿の変更が発生するケースは、結構あります。

(と言うか・・・ほとんど、何かしらはあります
 「一発OK」の方が、珍しいかな。。。)

特に分量が多く、専門的な内容のモノ。

やっぱり、耳で聞いてみると「どうもしっくりこない」というケースが多々。

お気持ちは、よ~く判ります、ハイ。

しかし、宅録ナレーション制作においては、

「多量の修正は、余計に時間&予算が必要」となるので、

トータルで見ると「短納期・低コスト」とは言い切れない場合も生じます。

スタジオ録り → ・作業が始まれば、その場で一気に仕上げられる

全体の分量にもよりますが、

私の場合、30分物のVPですと、

事前打ち合わせ&テスト&本番&最終チェック(通し上映)で、
3時間程度で完了させていただくことが多いです。

事前のスタジオ押さえなどのスケジュール調整が必要ですが、

一旦入らせていただけば、可及的速やかに、仕事させていただきます。

    ・修正、演出もその場で明朗会計(!?)

「その場で全て解決できる」。

なんといっても、スタジオ録りのイチバンの強みですね。

原稿の修正対応はもちろん、

ときには「もっと良い言い方ありませんか?」なんてご相談にも、
乗らせていただいてます。

    ・音質も問題ナシ

これはもう、言わずもがな、でしょうね。

・・・おっと、これだけ見ると、

宅録の旗色がビミョーになってきましたが・・・・!?

しかし、「宅録に向いているジャンル」が、確実にあるのです!

次回、乞うご期待!

今回の「クローゼットスタジオ通信」はこの辺で。
次回もよろしくお願いいたします! 

中村ゆきこでした。