コムワークス「ボイスダイレクトサービス」登録ナレーター・中村ゆきこです。

「ナレーションの宅録」を中心とした、現役ナレーターならではのあれこれ・現場の臨場感あふれる(?)こぼれ話などをお伝えする「クローゼット・スタジオ通信」。
今回もどうぞおつきあい下さい。

さて今号は、「セキララ近況ご報告」シリーズ、

「固有名詞で 我ながらグッジョブ!」です。

   ~ ~ ~  「固有名詞」は正確に!  ~ ~ ~
 

◎またまた「仮ナレ要注意」

先日、お請けした案件でのこと。

制作会社様から、仮ナレ付きのデモ映像が送られてきました。

以前お話ししたとおり、

「デモ映像」、大変助かります。

映像のイメージから、

ナレーションの方向性を決定できますし、

それぞれの「読み尺」カウントも正確にできます。

しかし・・・要注意事項も!

そうです、「アクセント」&「固有名詞の読み方」です!

◎「映像チェック」の極意は?

いつもの通り(!?)、短納期案件でしたが、

そこはそれ! プロ根性でキッチリ、

まずは映像チェックです。

いただいた映像と原稿を引き比べ、

「読み方」「アクセント」「読み尺」を入念に確認します。

映像チェックは、1~2分程度のモノでも、
最低でも4~5回は行います。

(長尺モノは、より入念に)

ただ、「完成版ではないのでご参考までに」なんて時も結構ありますので、

そこは臨機応変に。

◎今回の「要注意仮ナレは「企業名の音声化」でした

今回、「う~ん」と思った箇所が1点。

とある企業名でした。

制作会社のディレクターさん制作の仮ナレの読み方と、

ワタクシが認知している社名とが、違っています。

さて。。。

ちょい事情があり、

ディレクターにご連絡して確認するのは時間がかかる!

納期は短い!

それなら、奥の手!

ズバリ、

「仮ナレ通りバージョン」

「私の思うところの読み方バージョン」

・・・の2種類、制作してしまえ!

と、いうことであります!

「正しい方を適宜 ご選択下さい」として、データご送付致しました。

結果的には、「ワタクシ読み」の社名が正しく、

クライアント様から、

「助かりました!」とご連絡いただきました。

じつはこの企業、応援しているスポーツ選手のスポンサーでして、

日頃から、そこそこなじみがあったのですね。

何事も、知っておいてソンは無い、と改めて実感!

◎「後日リテイク」防止の保険?

じつはこの策、同業の方との飲み会の席で、知りました。

「にんげん」だもの? 

日をまたぐと、ビミョーに声のトーンが変わったりするので、

可能な限りまとめて収録したい、のがナレーターのホンネ。

しかし、不明点があって、

解決が翌日以降になってしまいそうな場合・・・

その方曰く

「あらかじめ、(自分が思うところの)複数パターン録っちゃいますね」。

そうしちゃった方が、

後日リテイクで四苦八苦するよりもスムーズに行く、とのこと。

そうなのです、一言、差し替えるだけでも、

時間が経ってしまうと、前後のつながりを自然な流れに整えるのが困難に。

だったら、その場で、考えられる対処をして置いた方が良い、と。

おお、オトナの対応だ・・・!

まぁこの辺りは、
厳密に申し上げますと「サービス」になってきますが。

(分量・程度によっては追加料金のご相談をさせていただいてます)

そんなこんなで、又ひとつ、勉強させていただいた案件でした。

今回の「クローゼットスタジオ通信」はこの辺で。
次回もよろしくお願いいたします! 

中村ゆきこでした。