コムワークス「ボイスダイレクトサービス」登録ナレーター・中村ゆきこです。
「ナレーションの宅録」を中心とした、現役ナレーターならではのあれこれ・現場の臨場感あふれる(?)こぼれ話などをお伝えする「クローゼット・スタジオ通信」。
今回もどうぞおつきあい下さい。

今回も「ナレーションの宅録」のプロセスついて、

それに付随して「ご発注のコツ」も織り込ませていただこう、という目論見です。

ナレーターは、原稿のどこをチェックするのか!?

そこから、原稿作成のコツについて・・などなどです。

◎宅録ナレーターの「原稿チェック」のキモは?

この事業にとって、音声化する文字・文章は必須です。
(当たり前ですが・・・)
スムーズな進行のための要件を具体的にしていきましょう。

喋り手として確認するのは、前号の通り、

・ナレーションのトーン → 明るく楽しく、ニュースのようにキッチリ・・等々
・固有名詞などの読み方、アクセント
・スピード、尺(全体、またはセンテンス毎のタイム)

などです。

一言一句、曖昧なところが無いように、表現を詰めていきます。
そうしないと、声に出すことが難しいです。

音声録音作業前に、改めてご確認のためにご連絡をさせていただくことも多いです。
(と、言うか、ほぼ毎回録音前のチェックのやりとりはさせていただきます)

もちろん、軽微な点はこちらの判断で進行させていただくこともあります。

しかしリテイクになることが多く、かえって時間がかかることになってしまいます。

まずは大前提の格言を。

「良きに計らえ(=現場ナレーターにお任せ!)は、失敗の元」!

少々大げさですが・・・

いかに細かい部分まで、早い時点でお互いのコンセンサスが取れているか、が成功のカギです。

では、順番にご説明していきますが、「ナレーションのトーン」決定はちょいと後の回に。
まずは「読み方・アクセント」について。

その1 「原稿中の固有名詞、読み方とアクセント」決定のコツは?

プロとはいえ、ナレーターは全ての言葉の読み方・アクセントを熟知しているわけではありません。

ましてや業界特有の言葉、ローカルな地名などは判断に苦しみます。

出来る限り「ルビ(読み仮名)」を指定していただけると本当に助かります。

基準としては、「当用漢字以上の漢字」「人名」「地名」「社名」「商品名」。

そしてアクセント。

こちらも出来る限りご指定いただけると助かります。

基準としては「地名」「社名」「商品名(業界専門用語を含む)」。

手っ取り早いのは、音声にてご指定いただくこと。

スマホの動画撮影機能でも音声が録音できますので、ご利用いただくと良いかと思います。

次回も、「宅録ナレーション原稿作成のコツ」などについてお送りします。

今回の「クローゼットスタジオ通信」はこの辺で。
次回もよろしくお願いいたします! 
中村ゆきこでした。

「クローゼット・スタジオ通信」その11   自宅でナレーション音声を録音 ~「宅録」のプロセス その3 ~